株式会社ビーキャップでは、昨年に引き続き第2回目となるユーザー会を開催しました!当日は9社24名の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様には、心より御礼申し上げます。
本レポートでは、当日の様子をハイライトでご紹介します!
Beacapp ユーザー会とは
開催の目的
Beacappユーザー会は、Beacapp Hereを運用いただいているユーザー企業の担当者の方々をお招きし、活用方法や運用の工夫についてを共有する場です。普段関わる機会の少ないユーザー様同士による情報交換・交流により、リアルな活用術や事例を共有できることで、サービスのより有効的な利用が促進されることを目的としています。
またビーキャップはお客様の声からの製品開発を心がけておりますので、実際に活用いただいているユーザー様がご不便に感じられていることや「こういう機能があったらいいな」という思いをユーザー様と弊社社員が共有し、今後の機能開発のきっかけとすることも目的のひとつとしております。さらに日頃お世話になっているユーザー様へ、ビーキャップから感謝の気持ちをお伝えする場にもしたいという思いがございます。
概要
開催日時:2023年11月17日(金) 17:00~19:30
当日のアジェンダ:
01| 開会のご挨拶
02| 会社の取り組みと新サービスのご紹介
(株)ビーキャップ代表取締役社長 岡村
チェンジ株式会社 金澤様
03| 座談会
04| ユーザー企業講演 株式会社アツラエ様
05| 新機能開発アンケート カスタマーサクセスチーム
06| 懇親会
07| 閉会のご挨拶
講演のハイライト
アジェンダごとのハイライトをお届けします!
会社の取り組みと新サービスのご紹介
当社代表取締役社長である岡村から会社の取り組みと、新サービスのご紹介をさせていただきました。
【新サービス】Beacapp Tag
「Beacapp Tag」はビーコンを利用してオフィス・病院・倉庫などのあらゆる現場におけるモノの所在地を可視化し、モノ探しや棚卸しの時間を削減するクラウドサービスです。対象のモノの所在地をPCまたはスマートフォンからリアルタイムに確認することができ、また在庫数や稼働状態なども簡単に把握することができます。オフィスの社内便や重要な封筒の回覧、工場・物流センターのパレットやフォークリフト、病院の人工呼吸器や車椅子等さまざまな現場での活用が期待されています。
詳しくはこちら:https://lp.beacapp-here.com/beacapp_tag.html
【新サービス】Beacapp Alert
Beacapp Alertは倉庫や工場で利用されているフォークリフトによる、ヒトとの接触事故の問題を解消すべく開発しました。死角におけるヒトやモノとフォークリフトの衝突を防止するため、フォークリフトに設置したスマートフォンがヒトやモノにつけたビーコン電波を検知するとアラートが発射される「接近アラート機能」やフォークリフト自体の転倒・転落防止のために、危険エリアに設置したビーコン電波を検知すると機動する「ロケーションアラート機能」などを兼ね備えています。
詳しくはこちら:https://lp.beacapp-here.com/BeacappAlert.html
【新サービス】Beacapp Chat Graph
「Beacapp Chat Graph」はビーコン検知データが蓄積されているデータベースに対して、チャットで質問した内容をAIが解釈した上で、必要なデータ範囲やグラフ形式を考え、グラフで回答することができる機能です。最大の特徴は、知りたい内容をチャットするだけの手軽さです。データベースに関する事前理解が不要であり、グラフ構成を考えて試行錯誤する必要がないため、作業時間を大幅に削減することができます。
「Beacapp Chat Graph」の紹介については、開発にご協力いただいた株式会社チェンジ 金澤様にお越しいただきました。Beacapp Hereでは毎月多くの行動データを蓄積していますが、蓄積したデータの分析やレポート出力といったデータの活用はまだまだ進んでいないという課題があります。株式会社チェンジの「NexEmbark(ネクセンバーグ)」とビーコンデータを連携させることで、チャットで手軽に必要なグラフを出力できるBeacapp Chat Graphの開発に成功しました。
ご紹介した新サービスの他にも他企業様との機能連携や共同開発のお話が進んでおります!ビーキャップは今後も、ビーコンとスマートフォンを活用したあらゆる現場の可視化と、それによる企業様のDX化や働き方改革を支援して参ります!
座談会
Beacapp Hereを積極的にご活用いただいているユーザー企業様にお集まりいただき、Beacapp Hereを導入された経緯や導入時に期待された効果、運用していくにあたって工夫されたことなどをざっくばらんにお話いただきました!
Beacapp Hereはユーザーとなる社員の方々に受け入れていただき、しっかり運用してもらうことで初めて効果が見えるサービスですが、「位置情報」というカテゴリーから、反対や不安な声をいただくことも多くあります。座談会に参加いただいた企業様の中にも、上司から導入を反対され、Beacapp Hereという製品への理解を深めるために社内で説明会などを開催していただいた方もいらっしゃいます。お話の中で印象深かったのは、社内でBeacapp Hereを周知するために、各部門でBeacapp Here推進リーダーを決め、その人を中心にその部門にBeacapp Hereを広めていってもらったという運用の工夫をされていた企業様です。Beacapp Here導入担当者ではない、自分の所属する部署という身近な場所にBeacapp Hereに詳しい人がいることで、抵抗感を薄めつつ運用の輪を広げることができたと言います。
またBeacapp Hereを導入した意外な効果として、社内でのコミュニケーションの形が変わりつつあることだとお話いただいた企業様もいらっしゃいました。会社では「社歴の長い年配者が社歴の浅い若年者に業務を教える」というコミュニケーション構造が通常ですが、Beacapp Hereを導入したことにより、「社歴は浅いがスマホやアプリに馴染みのある若年者が、スマホやアプリに慣れていない年配者にBeacapp Hereの使い方を教える」といった場面も多く見受けられているそうです。弊社社員も想定していなかった効果を伺うことができて大変充実した時間でございました!ご清聴いただきました皆様からも、「自社では使っていない機能の活用の話を聞くことができて参考になった」というような嬉しいお声をいただいております。
ビーキャップではユーザー企業様により有効的にサービスをご利用いただくために、カスタマーサクセスチームを中心に全力でサポートさせていただきます。お困りごとがございましたら、ぜひカスタマーサクセスチーム、もしくは担当営業までご連絡くださいませ。
ユーザー企業講演
ユーザー企業講演では、今年4月にリリースした新サービス「ichi-watch」をご利用いただいている株式会社アツラエ様にご登壇いただきました。
ichi-watchについて詳しくはこちら:https://ichi-watch.com/
リモートワークが中心で出社の機会が少ない職場環境での利用ということですが、ichi-watchの導入により、「出社した時にたまたまオフィスにいたメンバーに興味を持つ」といった変化があったそうです。出社していたメンバー同士がオフィスで対面コミュニケーションをとることでコミュニケーションの質が向上し、リモートワークでの”生産性”が向上しているとアツラエ様からお話いただきました。そんなアツラエ様ではこれをきっかけにして新たに、出社しているメンバーが”3人以上”集まったランチ代を会社が補助する「ランチコミュニケーション制度」を始められたそうです。
社内のコミュニケーションを活性化させ、またコミュニケーションの質を向上させるためにichi-watchをご活用いただけていることを嬉しく思います。
新機能開発アンケート
第1回ユーザー会に引き続き、今回も新機能開発アンケートを行わせていただきました!
昨年は6つの新機能案から1つ選んでご投票いただいた結果、『Outlook予定表連携』と『Googleカレンダー連携』が同率1位となりました。こちらの2機能はこの1年の間に無事リリースすることができ、さらに新機能案の中から他にも2機能の開発を進め、こちらもリリースすることができました。昨年度いただいた皆様からのご意見を、今年度また同じ場でご報告することができ、皆様に喜んでいただけて嬉しい限りでございます。
日頃ユーザーのみなさまからいただいた「こういう機能が欲しい」「こんなことできるようにならないの?」というお声から新機能開発案を検討させていただき、今年度は新機能案が8つございました。その中から今年度の新規開発機能として選ばれたのは、、、
『 Teamsのステータスと連携してBeacapp Hereアイコンで状況がわかるようになる機能』
でした!
こちらの機能の開発につきましては、また来年度のユーザー会でご報告させていただきますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
懇親会
休憩を挟み、第2部ではお食事を楽しみつつの交流のお時間とさせていただきました。ユーザー企業様同士でのお話が盛り上がっているご様子で、時折弊社の社員も混ぜていただきながら、交流を深めることができました。
<歓談中の様子>
ユーザーの声
ユーザー会を終えて、ご参加いただいたみなさまにアンケートのご協力をいただきました。
ご参加いただいたみなさまよりお喜びのお声を多くいただくことができましたことを大変嬉しく思います。また懇親会について、「もっと多くの方と交流したかった」「時間が足りなかった…」といったお声もいただいております。こちらについては来年度以降のユーザー会開催の際に活かしてまいりたいと思います。
ユーザー会を終えて
第2回となる今年度のユーザー会も多くの企業様にご参加いただき、交流を深めることができました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
弊社といたしましては2年連続でユーザー会を開催することができ、また昨年ご参加いただいた企業様の多くが今年もご参加いただいておりましたことを心より嬉しく思います。今回のユーザー会の目的は、「ユーザー様同士でのリアルな情報共有により、サービスのより有効的な利用を促進させる」「ユーザー様の希望に耳を傾け新機能開発のきっかけとする」「ユーザー様へビーキャップから日頃の感謝をお伝えする」ということでした。
今後もユーザー様への感謝の気持ちを忘れず、ユーザー様に寄り添ったサービスの提供ができるように努めてまいります。何かお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。今後とも何卒よろしくお願いいたします!
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