導入企業インタビュー
日清食品ホールディングス株式会社
食品メーカー
日清食品ホールディングス
株式会社

フリーアドレスで働く社員の居場所・出社状況の把握に活用。
ホテリング機能をベースにした「出社予約システム」の利用で、出社率管理を迅速かつ効率的に

利用者数

1,000(2拠点の合計)

検知エリア数

300箇所

導入担当者インタビュー

日清食品ホールディングス株式会社 総務部 兼
日清食品株式会社 Well-being推進部 Well-being企画室 主任
關 倫太郎 様

日清食品ホールディングス株式会社 総務部
高橋 侑那 様

最初に、Beacapp Hereの活用を始めた狙いや、導入決定までの経緯についてお聞かせください。

關様(以下「關」):完全フリーアドレス制を導入したのにあわせ、社員同士がお互いの居場所を把握するためのツールとして活用を始めました。

2021年3月に完成したオフィス「NISSIN GARAGE」は、『ニューノーマルな働き方の追求』をコンセプトに、「生産性200%の達成」と「原点回帰によるハングリー精神の再燃」の2つを軸として、日清食品の創業者・安藤百福が「チキンラーメン」を開発した研究小屋 (GARAGE) をイメージして創り上げたものです。さまざまな部門の社員が...

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いくつかのツールを検討した上で、Beacapp Hereの導入を決められたポイントについてお聞かせください。

關:社員同士がお互いの居場所をすぐに把握できる点はもちろんですが、部署の垣根を超えた社員同士の交流が発生する頻度(遭遇率)、会議室や打ち合わせテーブル等のスペース稼働率といったデータを蓄積・分析できることも大きなポイントでした。

これらのデータを分析することで、オフィスをさらに進化させることができると考えています。

また...

Beacapp Hereは、そこで働く全員が使うことで本領を発揮するツールです。現在の活用状況と、日々のメンテナンスおよび運用の工夫(登録率を上げるために行われたことなど)について教えてください。

高橋様(以下「高」): Beacapp Hereを導入しているのは、現在のところNISSIN GARAGEと東京本社の2拠点です。両拠点あわせて約300個のビーコンを設置し、対象となる25部署の社員約1,000人のうち99%超がBeacapp Hereに登録しています。

導入当初は、「プライベートの居場所まで会社に監視されるのでは」という不安から、警戒心を抱く社員も多く、アプリの登録率が伸び悩んでいました。登録率を上げるには...

2023年5月からは、出社時の執務フロアを社員各自で予約できる、Beacapp Hereの「ホテリング機能」の運用も開始されています。現在の活用状況をお聞かせください。

關: 新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、それまで「40%上限」としていた出社率を「40%目安」にまで緩和しました。出社する機会が徐々に増えると予想されたため、今後は「誰がいつ出社するか」を把握する必要があると考え、「出社予約システム」を導入しました。

Beacapp Hereの標準機能として搭載されているホテリング機能をベースに、“部署ごとの出社率”や“日々の座席使用状況”を把握するための機能を追加した独自の「ホテリングダッシュボード」を開発しました...

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ここまでBeacapp Hereの活用を通じ、実感された効果についてお聞かせください。

高:社員の居場所を見える化したことで、NISSIN GARAGEの目的であるカジュアルコリジョンの誘発に一役買っていると感じています。

また、場所が離れている2つの拠点に導入したことにも意味がありました。2つの拠点は歩いて行き来ができるほどの距離ですが、片方の拠点にいながらにして、もう一方の拠点で勤務する社員がどこにいるのかを簡単に把握することができるため、事前に「出社しているか」「どこにいるか」を確認する手間が省けたという声もありました。ほかにも...

今後の展望についてもお聞かせください。

關:出社する機会が増え始める中で、まずは事前予約をしないまま出社している社員がゼロになるよう、出社予約システムの運用ルールを徹底させていくつもりです。

また、オフィスのデジタルサイネージに社員の出社率やフロアの占有率といったリアルタイムのデータを表示し、社員がオフィスの状態を常時把握できるようにしたいと考えています。

高:フリーアドレスのオフィスでは、自部署の社員とも直接顔を合わせる機会が限られてしまうため、新入社員や異動したばかりの社員、中途入社の社員が職場に溶け込むまでに時間がかかってしまいます。そこで...

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ユーザーインタビュー

日清食品株式会社 ビジネスソリューション本部
東京ビジネスソリューション部 第一支店 東京オフィス
高橋 佐梨奈 様

営業職の高橋さんは、取引先に直行する日と出社する日があるそうですが、現在のワークスタイルで、Beacapp Hereはどういった点で役立っていると思われますか。

オフィスで会いたい人を探すときや、初対面の同僚とコミュニケーションを取るときに、とても役立っています。現在は、販促物の発送などのため、週に2~3日のペースでオフィスに出社しています。営業部門も出社率は「40%目安」のため、同じ部署のメンバー全員が同時に出社する機会はほとんどありません。

しかし、例えば得意先との商談について同僚のアドバイスがほしいときなど、誰が出社していて、どこにいるかをBeacapp Hereでチェックして相談相手を見つけています...

新たな発想につながるような、他部署の方との接点づくりにもBeacapp Hereが役立っていると思いますか?

そう思います。NISSIN GARAGEでは、部署ごとにブースが割り当てられるのですが、ブースの配置は定期的に変わります。席が近くなった他部署の方が初対面だった場合、進んで自己紹介をするようにしているのですが、Beacapp Hereで相手の所属部署を“予習”しています。

所属部署と顔が分かるだけでも、最初の挨拶がスムーズにできるので非常に助かっています。

居場所を確かめるのはもちろん...

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