2024/03/29

リモートワークのメリット・デメリットとは?実施率や注意点も解説

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新型コロナウイルスの影響によって、リモートワークを導入する企業が大幅に増加しました。リモートワークには、コスト削減や人材採用側面でのメリットがある一方で、従業員側のモチベーション管理の課題など考慮すべき点があることも受け入れなければなりません。

 


そこで本記事では、リモートワークの課題や改善案、事例について詳しく解説します。

本記事をお読みいただくことで、リモートワークについて理解を深めることができますので、是非とも最後までお読みください。

 

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リモートワークとは

リモートワークとは、インターネットを利用して場所にとらわれずに仕事を行う働き方です。

 

オフィスに出社する代わりに、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、従業員が選んだ場所で業務を遂行します。この柔軟な働き方は、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、多くの企業で導入が進みました。

 

次のセクションでは、リモートワークの定義やテレワークとの違い、普及の背景について詳しく見ていきましょう。

 

リモートワークの定義・意味

リモートワークとは、従業員がオフィス以外の場所で仕事をすることを指します。

 

具体的には、自宅やカフェ、図書館など、インターネット環境が整っていれば、どこでも作業が可能です。この働き方は、時間や場所の制約を受けず、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な勤務が実現できるという特徴があります。

 

また、リモートワークは「在宅勤務」と同義とされることもありますが、必ずしも自宅で行う必要はなく、選択肢の幅が広いのが魅力です。

 

テレワークとの違い

テレワークとリモートワークはしばしば混同されがちですが、実は明確な違いがあります。

 

テレワークは、情報通信技術を利用して場所を選ばずに仕事をすることを広く指し、在宅勤務だけでなく、サテライトオフィスやモバイルワークなども含まれます。

 

一方、リモートワークはテレワークの一形態として、特に自宅や自由な場所での勤務を指すことが多いです。つまり、テレワークはリモートワークを包含するより広い概念と言えます。

 

リモートワークが注目されるようになった背景

リモートワークが注目されるようになった背景には、複数の要因があります。

 

最も大きな要因は、新型コロナウイルスの世界的な流行です。感染拡大を防ぐため、多くの企業が従業員に自宅での勤務を促しました。

 

また、技術の進歩も重要な役割を果たしています。クラウドサービスの普及や高速インターネットの接続環境が整ったことで、どこからでもスムーズに仕事ができるようになりました。

 

これらの変化は、働き方の多様化を促し、リモートワークを新たな標準として位置づけるきっかけとなりました。

 

リモートワークの普及率・実施率

新型コロナウイルスの影響を受け、多くの企業がリモートワークを導入し、その数は年々増加しています。リモートワークの実施率は、2019年から2022年にかけて下記のように大幅に増加しています。

 

  • 2019年: 14.8%
  • 2022年: 26.1%

 

参考: 市区町村別「テレワーカー率」の推計(2023年) | ニッセイ基礎研究所

 

しかし、業務の性質上リモートワークが難しい業種もあり、全体の実施率はまだまだ発展途上であると言えます。


リモートワークのメリット・デメリット

リモートワークには様々なメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。ここでは、テレワークのメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

 

リモートワークのメリット

リモートワークの導入は、企業と従業員の双方にとって多くの利点をもたらします。ここでは、リモートワークのメリットについて、企業側、従業員側の各視点で整理していきます。

 

メリット1: コスト削減(企業側)

リモートワークの最大のメリットの一つに、企業側のコスト削減が挙げられます。

 

オフィススペースの縮小や、光熱費の削減により、企業は大幅な経費節約を実現できます。

特に都心部のオフィスでは家賃が高額になるため、リモートワークを導入し、オフィスを縮小化することで、その負担を大きく軽減することが可能です。

 

また、オフィスに必要な備品や消耗品の購入費用も削減できます。これらのコスト削減は、企業の利益率向上に直結し、経済的な安定性を高める効果が期待できます。

 

メリット2: 離職防止と人材採用(企業側)

リモートワークがもたらすもう一つの大きなメリットは、離職防止と人材採用の強化です。

 

柔軟な働き方を実現することで、従業員のワークライフバランスが向上し、職場への満足度が高まります。これにより、優秀な人材の流出を防ぎ、長期的な人材確保に寄与します。

 

また、地理的な制約を受けずに幅広い人材を採用できるため、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まりやすくなります。これは、企業のイノベーション創出やグローバル競争力の強化にも繋がるでしょう。

 

メリット3: 通勤負担の減少(従業員)

リモートワークの導入によって、従業員は通勤時間を気にすることなく仕事を始めることができます。

 

特に大都市圏においては、長時間の通勤がストレスとなり得るため、このメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

 

通勤時間が削減されることで、その分プライベートな時間を充実させることが可能になり、通勤に伴う交通費の節約にもなります。

 

また、通勤ラッシュの混雑を避けることで、メンタルヘルスを保護する効果も期待できます。

 

メリット4: 育児や介護との両立(従業員)

リモートワークは、従業員が育児や介護といった家庭の責任と仕事を両立させやすくする大きなメリットを提供します。

 

自宅で仕事をすることにより、子どもの送迎や家族の医療面のサポートといった日常的なニーズに柔軟に対応できます。これにより、従業員は家庭生活と仕事のバランスを取りやすくなり、ワークライフバランスの向上が見込まれます。

 

また、家族との時間を大切にしながらキャリアを継続できるため、離職率の低下にも繋がると考えられます。

 

リモートワークのデメリット・注意点

リモートワークには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点も存在します。ここでは、リモートワークのデメリットについて、企業側、従業員側の各視点で整理していきます。

 

デメリット1: 情報漏洩リスクがある(企業側)

リモートワークの導入により、企業はオフィス外での業務を可能にしますが、それに伴い情報漏洩のリスクが高まるデメリットがあります。

 

特に、自宅やカフェなどの公共の場で作業をする際、セキュリティが万全でない環境下でのデータアクセスは、機密情報が外部に漏れる可能性を高めます。従業員が使用するデバイスのセキュリティ対策や、安全な通信環境の確保が不可欠です。

 

企業は、リモートワークを安全に運用するために、従業員へのセキュリティ教育の徹底や、適切なセキュリティシステムの導入を検討する必要があります。

 

デメリット2: 労務管理が難しい(企業側)

リモートワークがもたらすもう一つの大きな課題は、労務管理の難しさです。

 

オフィスでの勤務と異なり、従業員の勤怠や作業状況を把握することが困難になります。これにより、残業時間の管理や労働生産性の評価が曖昧になりがちです。

 

また、従業員が自宅で長時間労働に陥るリスクもあり、ワークライフバランスを損なう恐れがあります。

 

企業は、リモートワークにおける労務管理を効果的に行うために、タイムトラッキングシステムの導入や、目標管理に基づく評価制度の整備が求められます。

 

デメリット3: 仕事とプライベートの境目がなくなる(従業員)

リモートワークにおける従業員の課題として、仕事とプライベートの境界が曖昧になる点が挙げられます。

 

自宅がオフィスになることで、仕事時間と休息時間の区別がつきにくくなり、結果として過労やストレスの原因になることがあります。

 

また、家族との時間が増える一方で、仕事に集中するための環境を確保することが難しいという問題も生じます。

 

このような状況を改善するためには、個々の従業員が自己管理を徹底することが重要ですが、企業側も勤務時間の明確化や仕事の区切りをつけるためのサポートが必要です。

 

デメリット4: モチベーションを維持しづらい(従業員)

リモートワークのもう一つのデメリットは、従業員がモチベーションを維持することが難しい点です。

 

オフィスでの対面でのコミュニケーションが減ることにより、チームの一体感や仕事への熱意を保つことが課題となります。

 

また、自宅での仕事は、周囲の目がないため、自己管理能力が試される状況です。

 

従業員が自身のモチベーションを高めるためには、目標設定やタスクの進捗を可視化することが効果的ですが、企業側も定期的なフィードバックやオンラインでのチームビルディング活動を通じて、従業員のモチベーション維持を支援することが求められます。


リモートワーク導入のポイント・必要なもの

リモートワークを成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

 

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

 

その1: セキュリティ対策

リモートワークの導入において最も重要なのがセキュリティ対策です。

 

オフィス外からのアクセスが増えることで、企業情報が外部に漏れるリスクが高まります。そのため、VPNの利用や多要素認証の導入、定期的なパスワード変更の徹底など、セキュリティレベルを高めるための措置が不可欠です。

 

また、従業員に対するセキュリティ教育を行い、個々の意識を高めることも大切です。これらの対策を講じることで、リモートワークにおける情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。

 

その2: コミュニケーションツールの導入

リモートワークを成功させるためには、チーム間のコミュニケーションが鍵を握ります。

 

そのためには、適切なコミュニケーションツールの選定と導入が必要不可欠です。ビデオ会議システムやチャットツールを活用することで、顔を見ながらの打ち合わせやリアルタイムでの情報共有が可能になります。

 

これにより、オフィスにいる時と同様のスムーズなコミュニケーションを保ちつつ、リモートワーク特有の課題を克服することができます。

 

その3: 労務管理の見直し

リモートワーク導入に伴い、労務管理の方法も見直す必要があります。

 

在宅勤務では、従業員の勤務時間や業務の進捗を把握することが難しくなるため、タイムトラッキングシステムの導入や成果物に基づく評価制度への移行が考えられます。

 

また、メンタルヘルスの面からも、従業員が孤立感を感じないようなサポート体制を整えることが重要です。

 

適切な労務管理を行うことで、リモートワークの効果を最大限に引き出し、従業員の満足度も向上させることができます。

 

その4: 人事評価制度の見直し

リモートワークの環境下では、従業員の成果を正確に評価することが一層重要になります。

 

オフィス勤務時とは異なり、直接的な観察が難しいため、客観的な指標に基づく評価システムの構築が求められます。

 

例えば、プロジェクトの達成度や納期の遵守、クライアントからのフィードバックなど、具体的な成果物に焦点を当てた評価が効果的です。

 

また、自己評価や同僚からのフィードバックを取り入れる360度評価も有効な手段となり得ます。適切な人事評価システムを確立することで、従業員のモチベーション維持と公平な評価が実現します。

 

その5: 書類のペーパーレス化

リモートワークを成功させるためには、書類のペーパーレス化が欠かせません。

 

物理的な書類のやり取りは、時間とコストがかかるだけでなく、リモートワークの柔軟性を損なう原因にもなります。

 

そのため、電子文書管理システムの導入や、クラウドサービスを活用した情報共有が推奨されています。これにより、どこからでもアクセス可能な環境を作り出し、業務の効率化を図ることができます。

 

その6: オフィス環境の見直し

リモートワークの導入に伴い、オフィスの役割も変化しています。

 

従来のオフィスは、全員が毎日出社する場所でしたが、リモートワークが普及することで、必要な時だけ利用する「サテライトオフィス」や、従業員が交流を深める「コミュニケーションスペース」としての機能を持たせる企業も増えてきました。

 

また、オフィスの広さを縮小することで、固定費の削減にも繋がります。オフィス環境を見直すことは、リモートワークを継続的に支えるための重要なステップと言えるでしょう。

 

リモートワークからオフィス出社へ移行する企業も増加

新しい働き方として注目されたリモートワークですが、一方でオフィス出社へと戻る動きも見られます。

 

これは、コミュニケーションの活性化やチームワークの強化、企業文化の維持といった面でオフィスの価値が再評価されているためです。

 

また、リモートワークによる生産性の低下を感じる企業もあり、適切なバランスを模索する動きが加速し、リモートワークとオフィスワークの両方を行い、双方のメリットを享受する「ハイブリッドワーク」を採用する企業も増加しています。

 

参考: あの人は今どこにいる?ハイブリッドワークやフリーアドレスで、社員の居場所が見えにくくなってしまうことの解決法

 

まとめ

リモートワークは、企業と従業員双方にとって多くのメリットをもたらす一方で、様々な課題も抱えています。

 

コスト削減や人材採用の柔軟性、通勤時間の削減などの利点があるものの、情報セキュリティや労務管理、ワークライフバランスの維持など、注意が必要な点も多いのが現状です。

 

今後は、リモートワークを取り巻く環境がさらに進化し、企業と従業員が共に成長するための新たな働き方として定着していくことが期待されます。

 

Beacapp Hereは、これらのニーズに応えるための優れたソリューションを提供可能です。

 

位置情報の把握、さらには働き方の多様化に対応するための機能を備えており、多くの企業での導入が進んでいます。効率的な業務管理と従業員の満足度向上を実現するための第一歩として、Beacapp Hereをぜひご検討ください。

 


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